2015年05月18日

ひと手間かけても

posted by JIEL STAFF at 20:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 杉山 郁子
ここのところJIELスタッフのブログには、食べ物に関係する内容が続いている。
4月1日に一般社団法人となって初めての私のブログは、それに合わせて食べ物の話を書くことにする。

10日ほど前に夫と熊野と高野山に旅行した。今年は高野山が開創1200年ということで御開帳があり、一度は行ってみたいと思っていたので足を運ぶことにしたのです。

旅行はありがたい仏像などに接し、綺麗な景色も堪能できてなかなか良いものでした。今回はバス旅行だったので、移動の途中で何度かSAやドライブイン、道の駅などに立ち寄りました。高野山を後にして最初に立ち寄った紀ノ川のほとりの道の駅では、よくあることですが、地元の農産物の直売をやっていました。なかなか新鮮な野菜や果物、惣菜などが並んでいたのですが、その中で最も目についたのが筍。朝掘りの手ごろな大きさのものが6本。糠も付いている。でも重い。半月ほど前から旬の筍を食べたいと思いつつ、大きな鍋を出して自分で茹でて、糠の茹で汁や大量の皮などのごみを処理するのが嫌で我慢をしていたこともあり、しばしずっしりとした魅力的な筍を手に思案していた。そこに夫の「鞄に入るなら持ってあげるよ」という声が…。「うーん。」確かに私が躊躇している理由の一つはクリアできる。「父さんが茹でてくれる?」という声を飲み込んで、「美味しそうだよね。」

結局、筍の誘惑に負けて買って帰り、帰るやいなや鍋を出し筍を処理して茹で、翌朝には仕事前に皮をむき水につけて冷蔵庫に保存した。友人二人にもおすそ分けした。筍は期待を裏切らず、とても美味しく春を運んでくれた。友人からも「美味しかった」の声をいただき満足感も。息子たちが独立して夫と二人になってから、料理に手をかけること(もともと大したことはないが)を殆どしなくなっていた私に、ひと手間かけることがもたらしてくれる喜びを思い出させてくれることとなった。

時には旬の食材を美味しくいただく時間を大切にして、細やかな幸せを味わっていこう。
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