2012年02月27日

さっきあったこと

posted by JIEL STAFF at 13:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 山岸 裕
東京に向かう新幹線の中で、ふいに思いがわいた

ノートに、人が一言発することのかけがえのなさ、について書き綴った

 

東京駅で中央線に乗り換えるため、ホームの出発のアナウンスに急かされ、いっぱいの荷物と一緒に電車に飛びのった

目の前の3人掛けの席にすわる

ふっと、ここ優先席かな?と頭をよぎった

 

すると、ひとつ向こうの席に座る男性が何やらこちらに向かって言っている

ん、僕っ?

とっさに、やはりこの席は優先席だったかと慌てたが

そうではないようだ

 

少し落ち着いて聞くと、何やらカップがあると言っている

なにカップって?

あたふたと何かを探す

やっと、自分のお尻の後ろに、ストローのささった紙カップが置かれていることに気づいた

あぁ、これを伝えたかったのか

 

やっと意味がわかって、その男性に軽くお礼を言った

時間にして数秒のやりとり

 

たったそれだけのことだけど、さっきまでの自分が、人が一言を発することのかけがえのなさ、を書いていたせいだろうか

この男性は、どんな思いで、見ず知らずの僕に「カップが・・・」と声を発してくれたのだろうか

そう思うと、なんだか胸がジンとしてきた

 

「有り難い」ってこういうことを言うのだな
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