2015年04月23日

新聞の連載

posted by JIEL STAFF at 21:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
 私は、今、毎日心待ちにして読む新聞記事があります。
 それは、知っている人も多いと思いますが、中日新聞に掲載されている未来工業の創業者である「山田昭男さん」の連載記事です。まだ、始まったばかりなので子供自体のエピソードやら若い時に夢中になった劇団のことが記事になっています。4/22の記事には、大垣で劇団「未来座」を創設し、二度目の定期公演のパンフレットに「未来座宣言」と題した一文が掲載されていました。
「始め私達は特定のリーダーを必要とした。が、現在は座員のすべてがリーダーの自覚を持っている。座は全員の自由な発言にのって運営されていく」(原文ママ)
新聞はさらにこう続くのです。「基礎固めという貴重な一行程を終えた今、私達は更に大きな成長を夢みている」(同)
 その当時、劇団の舞台監督(ブカタン)であり公演の座長である山田昭男さんがすべてを決めるのではなく、皆で一つの舞台をつくることを大切にされていました。その考えは、やがて理想の組織像として「未来工業」の創設への繋がっていくのではないかと思います。
 未来工業という「ホワイト企業」をどのようにして創ったのかについて、この先がすごく楽しみにしています。
 中日新聞 「未来な会社のつくり方 K ブカタン 4」より 

2015年03月26日

思考に気をつけなさい

posted by JIEL STAFF at 19:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
あるテレビ番組の中でマザーテレサの言葉が紹介されていました。
早速、インターネットで検索してみると紹介されていた言葉のほかにも、次のような言葉もあり以下の言葉を皆さんにもお伝えしたいと思います。
 
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから
 
私はできるだけポジティブに物事を考えるようにしています。それは、ネガティブな思考は良くないことを自ら招きいれていることになるから…と感じることがあるからです。
そんなことを最近考えて(思考しているせいか?)この言葉に出会ったときに尊敬するマザーテレサの言葉としてすごく心に響きま
した。
 

2015年01月30日

それぞれに適した場所で生きる

posted by JIEL STAFF at 21:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子

ある番組の中で、イギリス人のガーデンデザイナー、ポール・スミザーについて紹介されていました。

日本に憧れて来日したのに、最初は、その場所では合わない植物を植えてほしいとの依頼ばかりであったそうです。
最初は苦悩の連続であったそうです。

以下はその番組での紹介です。
来日25年、見向きもされなかった日本の草木に光を当て、この国のガーデニングに旋風を巻き起こす。スミザーの作る庭は、四季折々に草木がその命を躍動させる。春の芽吹き、夏の新緑、秋の紅葉。農薬や化学肥料を一切使わず、植物たちがみずからの力で季節を織り成すその姿は「自然より自然らしい理想の庭」と評される。
スミザーの庭作りに対する哲学は極めてシンプルだ。それは植物に合わせた居場所を用意すること。スミザーは庭の隅々にまで目を凝らして、慎重に植える場所を決める。

この番組を見た時に人も同じではないのかと思いました。
人にはそれぞれ、性格も違うし、特技もあれば不得手なこともある。それぞれに適した環境や場所で生きること。人も植物も一緒だなぁと思いました。

しかし、本来自分が適した場所を探すことも、実は簡単なことではないことも十分に分かっています。

私自身も、自分のあるべきところ、自分が花開く場所を模索しつつ…
4月からの新年度に向けていろいろな準備をはじめようと思っています。

2014年12月26日

来年への意気込み!

posted by JIEL STAFF at 22:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
 自分の職場でラボラトリー方式の体験学習を用いて、研修をしたいと思って南山大学の大学院に入学したのは2004年でした。
 それから、何度も職場のトップに研修の話しをして、2011年から職場での研修が本格的に認められるようになりました。その後、無我夢中でこの3年間を過ごしてきました。この3年間には、JIELの皆さんにもいろいろとお手伝いをしてもらい、管理者研修も何度か実施して充実した3年間であったと思います。
しかし、ここにきて「私がこの職場からいなくなったらこの研修はどうなるのだろう」と思い、継続していくためにも職場内で後継者を作りたいということが次の私の目標になりました。そのためにこの1年間は職場での話し合いを行い、どうすることがいいのかを模索してきました。でも、なかなか思うようにことは進まず、少し落ち込むようになり、ネガティブになっていました。
 そのような状況の中、この間、JIELの忘年会があり、津村先生や次の自主講座での企画を岸田さんが提案している姿をみて、自分が恥ずかしくなりました。その時に感じたことは、できないことやうまくいかないことに愚痴をこぼして、嘆いてばかりいても仕方がないと思うようになりました。それに自分の自主講座の企画も特に新しいことがなく、もっと、参加者が「この研修に出たい」と思うような魅力的な企画をしないといけないと思うようになりました。
 そこで、来年のブログでは自分のさまざま取り組みを取り上げていきたいと思います。これを読んでくれている皆さんが応援をしてくれたり、率直な意見をしてくれたらうれしいと思います。

2014年11月26日

愛犬「チロル」

posted by JIEL STAFF at 21:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
チロル.JPG我が家には、保護して9年目になる愛犬のチワワがいます。名前は「チロル」といいます。娘がチロルチョコ好き?なのでそのお菓子の名前をもらいました。
チロルは、娘がまだ中学生の時に下校途中で見つけた犬です。友達3人で近所の公園を通ると、トイレの隅で足に怪我をしてブルブル震えているチロルを発見しました。娘たちは何とか保護しようとして抱きかかえようとするのですが、チロルも怪我をして恐怖から噛みついてどうしようもなかったようです。そこで、おじいちゃんに頼み込んでようやく保護できたのでした。
最初は、お互いに慣れなくて世話をするときに何度か噛まれたこともありました。足の怪我は数週間で治りましたが、今も足を触られることは嫌いです。それでも、9年の月日が経ち家族の一員として共に暮らしているといなくてはならない存在になっています。
今年、義父が亡くなった時、亡くなった義父の足元から離れず家から出棺する際にとても悲しい表情だったことは忘れられません。言葉は言わないけれど以心伝心とても言いたいことが伝わるのです。
チロルを見ていると私たち家族をとてもよく観察しています。一人ひとりの行動をよく観察しており、誰がチロルに甘いか、厳しいかなどそれによって家族で使い分けています。
私も、この9年間チロルに支えられてきました。それは、チロルが我が家に来た時には、大学院で修論に悪戦苦闘している時でした。いつもパソコンに向かっているときに私の膝の上で丸くなって、私が寝るまで私と共にいるのか日課になっていました。それから今でも家で資料を作成しているとき、原稿を執筆しているとき、必ず、チロルが私の膝に上にいるのです。膝の上でずーっといると足が痛くなったり、しびれてきたりするのですが、不思議と辛いことも頑張れるのです。
私はもともと犬好きでしたが、チロルを飼ったことで私の中の価値観も大きく変化しました。いろいろな経験が自己概念を大きくすることや培われていく価値観にも大きく影響を及ぼすことがありますが、チロルを通して実感しています。でも、一番大きく変化したのは、義母だと思います。
犬嫌いだった義母は、今や孫のような存在になっており、第一にチロルのことが優先されます。私が夜勤でいない時も一緒に寝てくれるのは義母であり、家族が少なった我が家で笑いと癒しを与えてくれているチロルに感謝している毎日です。

2014年08月25日

仲間が増えることは頼もしい

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このところ、個人的な用事や連日の仕事での少々時間的な余裕を失っていました。でも、今日は久々にゆっくりとした時間を過ごすことができ、朝からメールチェックとたまった議事録を読んでいました。
今年は、義父の初盆があり、その関係でJIELの夏合宿にも参加できずにいました。しかし、今日はその時に書かれた模造紙と議事録を丁寧に読みながらスタッフ一人ひとりの思いを感じることができました。また、今年からヤングフェローズの方たちも加わりさらに仲間が増えたことに嬉しさを感じながらいました。新しいメンバーの方には、我々と一緒に活動してもらえることの喜びや合宿での時間は各自の熱い想いや疑問などを伝えあう時間を貴重な過ごされたのではないかと思いました。
私は、議事録を読みながら、その場に一緒にいられなかった残念さを感じつつ・・  来年は絶対合宿に参加をしようと固く心に決めました。
その一方で、JIELが創設10年という節目を来年迎えるにあたり、更なる自己研鑽に努めなくてはいけないなと思いました。また、私は、医療看護の現場でのファリテーターの養成のために何かを始める年になりそうです。

2014年07月27日

EXILEから学ぶこと

posted by JIEL STAFF at 19:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
先日休みの時に、今まで撮っておいたビデオ鑑賞をしていました。
その中で、NHKが7/21に放映した「EXILE 夢を追い続ける者たちの真実 500日密着ドキュメント」をみて考えされることがありました。
最初は、タイトルだけをみて消去するつもりでいました。理由は特にファンでもないし、よく聞く曲あるが特に興味がなかったことが一番でした。
しかし、なぜか、その時は「つまらなかったら消せばいいか」という軽い気持ちで見始めました。ところがすぐに彼らが、夢のために突き進んできたことや物事を決定していく会議の様子をみているとコンセンサスそのものでした。話し合いに時間はかかるが自分たちのライブや活動を心底共有してから全てのことにあったていたことにすごい驚きがあったのです。
EXILEのようにそれぞれのメンバーが独自に活動をしつつ、レコーディングやライブをやりながら、グループでの企画の意思決定をすべてのメンバーで取り決めをしていくことは相当に大変だと思うのです。リーダーのトップダウンで決めた方が時間も早いけれど、EXILEはあえてライブやCDのジャケットなどを何度も話し合いを重ねて決めていくのです。でも、そうしているからこそメンバーの納得やその後の活動が順調にいくことがよくわかりました。また、トップアスリートなみのトレーニングをして、ストイックに自分たちの体を鍛え抜いて、ライブに臨んでいる姿にとても感銘を受けました。
また、「自分たちは夢を追いつつける集団であり、目標を一つ一つを叶えていけば、やがて夢は現実となる」というメンバーの思いを聞いていて本当にその通りだと思ったのでした。

2014年06月23日

何気ない日々の暮らし

posted by JIEL STAFF at 23:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
最近、息子が東京の方に転勤しました。
我が家は、夫の母と私と愛犬だけになりました。以前は、6人家族でにぎやかに過ごしていました。しかし、夫が単身赴任で海外に行き、娘もワーキングホリデーで海外に行きました。
そして、義父も病で亡くなり、この数年で、一人ずついなくなり、息子の転勤の時はとうとう2人になってしまったと思いました。
昨日は、夫が帰国して久々に3人で食事をしました。くだらない、何気ない会話をしながらの食事でしたが、楽しく、美味しく食べることができました。今までの何気ない生活の中に幸せがいっぱいある。
そして、夫の母といわゆる嫁、姑の確執がないのが私には本当に幸せだと感じる今日この頃です。

2014年05月23日

大切にしている言葉、それは「気づき」

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あるテレビ番組の中で、いろいろなプロフェッショナルな人たちが自分を支えてくれた言葉の数々を紹介していました。
その中で、義肢装具士の林伸太郎さんの言葉に私は強く惹きつけられたのでした。
彼が自分に自信が持てなくて、人とあまり関わりが持てなかったときに、大切な人から送られた言葉が「気づきが、大切だよ」だったそうです。
その当時、林伸太郎さんは「気づき」という言葉があまり聞きなれない言葉であり、少しずつ気づきの意味を考えるようになったそうです。
私は、普段の生活の中であまりにも「気づき」という言葉が当たり前すぎていました。だから、その言葉に戸惑う人やどんな意味があるのか考えている人がいることがまず驚きでした。
その後、彼が人とのコミュニケーションが苦手で始めたことが、まず、観察することだったそうです。
観察して、いろんなことを気づくようになってそれを徐々に人に伝える。
人に伝えるとそれが自分に返ってくる。
その繰り返しで自分というものが分かってきたそうです。
―「気づいて、伝えて、自分を知るというか。人と向き合う怖さを和らげていった」―
その彼の言葉が私は非常に印象的であり、さらに「体、全部で気づいていく」、「‟気づき”って言葉を意識するとすべてそこがスタートだよ」と言っていました。その言葉に私は何気なく使っていた「気づき」という言葉の新たな一面を与えてもらいました。

2014年04月29日

最近のコミュニケーションで気になること

posted by JIEL STAFF at 11:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
最近、研修をして気になることがありました。
それは、こちらの説明したことが相手に伝わないことが多くなっていることです。コミュニケーションの基本は、双方通行なのでもちろん確認をすることが大切なのは百も承知なのです。でも、最近伝わらない感じの比率が年々多くなっていると感じるのです。
先日も研修を行ってきましたが、人の話を聞いていないことから始まり、実習の指示をする前から勝手に行動してしまうなどがありました。
その中で特に気になったのが、コミュニケーションを大切にしていないと感じることがいたるところでありました。
私は、中学生にも研修を行っていますが、人の話を聞く、友達の話を聞くということがあまりで
きないと感じることがありました。それ以外にも自分の伝えたいこと言った後に相手にどう影響を与えるかを考えたり、感じたりすることができない子供が多くなったと感じていました。
それは年齢とか成長過程の中で未熟なところがあるからだと思っていましたが、先日の研修では、大人に中学生の時の研修で感じたことと同じようなことを感じました。
これは、年齢ではなくて時代の流れなのかと感じずにはいられませんでした。
現代は、コミュニケーションを取る時に、相手の都合が考えず、好きな時に自分の思いを伝えるメールのような一方通行でのコミュニケーションが多いからなのでしょうか。
わたしもメールを使いますし、便利なこともたくさんあり、一方通行のコミ
ュニケーションがすべて悪いということはないのですが、双方通行のコミュニケーションをもっと重視したいと感じる今日この頃です。(そうはいってもこのブログも一方的なのですが・・・)
 
 
 

2013年12月28日

ある研修を通して感じたこと

posted by JIEL STAFF at 14:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
狭い世界に中にいると自分のまわりことしか見えなくなります。
ー意識して違う世界に身を投じてみて、はじめて知る世界から今の自分を見るー
これは、ある研修を通して感じたことです。普段の研修は大人を対象にすることが多いのですが、その時は中学生に授業しました。
思いがなかなか通じないことがありました。それは、全部は通じないわけではないのですが、「肝心なことが伝わっていない」と感じていました。どうしてなのか、こちらの伝え方が悪いだけだと思っていました。でも、それだけではないようです。言い方、聞き方の問題ではなく、私の感じている物の見方や感じ方と違うから言葉を分かち合うことができないのだと思いました。

分では、わかりやすく説明しているつもりでもわかってもらえないことが多いことを感じました。学生に関わったことで今まで意識しなかったことを意識できるようになりました。気持ちが通じれば、話が理解してもらえるし行動にもつながっていくことを大人より実感できたからです。相手の心に響くような思いを持つことがないと単なる言葉は聞き手から素通りされてしまうのだと中学生に教えられました。
 
 
 
 

2013年11月26日

AIアプローチ研修後の嬉しい効果

posted by JIEL STAFF at 21:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
私の病院では、2回にわたり管理者全員にAIアプローチの研修を行いました。
2012年の3月から数回の話し合いを経て、今年10月、11月の2回同じ内容の研修を津村先生にお願いしました。
当初、教育委員会の人たちを中心にAIアプローチを行ったときは、ハイポイントインタビューで、自分が最高だと考える看護の場面を思い出すこともままならず、なかなか思うように成果が見らないと感じました。
しかし、今回の研修では、それぞれの人が楽しそうに研修に参加して、自分に病院の未来を語ることができました。ビジョンを描いている時の明るい表情を見出したことが何よりうれしかったです。
今回の研修が、始まりで看護が充実することや看護師がいきいきと働ける環境を築いていけるようにしていきたいと思います。
 

2013年10月24日

職場復帰しました

posted by JIEL STAFF at 23:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
4月から半年間休職して津村先生の研修生として過ごしましたが、この度10月から無事?に職場復帰をしました。
最初は、「半年も休んで大丈夫だろうか」と考えれば考えるほど不安になりました。なぜ、そんな不安だったかと言えば、休職直前に電子カルテの導入があったからです。それ以外の業務は、基本的に変わらないと思っていたけれど、電子カルテについては3月の段階では軌道にのっていないために毎日手探りの状態でだったのです。
みんなは、「鈴木さんが戻ってきたときには、運用も方法もしっかりできているから大丈夫だよ」と言ってくれていたものの半信半疑のままでいました。案の定、職場復帰したときに電子カルテのことを全く覚えていなくて、パン
ソンを起動するにしてもパスワードを忘れてしまったので電子カルテが開かず慌てました。些細なことができなくてみんなに教えてもらう日々です。
でも、看護は楽しくてやりがいを感じています。患者さんとのやり取りをはじめてとして南山で学んだことがいろいろなところで役に立つ実感があり、休職は充電期間でもあり、より良い看護を提供するための再確認の期間でもあったとしみじみと思いました。
 

2013年09月23日

娘に会いに行く

posted by JIEL STAFF at 08:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
私の娘は、今、カナダのトロントに語学留学しています。
私は、娘の妊娠が分かった時にいろいろな事情により、看護師を一旦辞めることにしました。
退職するときには、上司や先輩に辞めることを「もったいない」と言われました。その当時は、一度リタイヤしていまうと今までのキャリアを捨てることを意味していました。
でも、ある人から「看護師の代わりはいるけれど、母親の代わりはいないよ」という言葉を頂いて、退職をして5年間専業主婦をしました。
専業主婦だった5年間は、3歳の息子と生まれたばかりの娘との育児や慣れない公園デビューなど、それまで地域とのつながりのない看護師の世界からまったく違う世界に入った戸惑いを今でも覚えています。ただし、この経験は私にとってとても貴重なものになりました。
私にとっては、人生のターニングポイントの一つである専業主婦のきっかけを作ってくれたこと、思春期の頃、ことごとく私の嫌がることをして反抗しため、私はよくヒステリックに怒鳴り散らしていたことが昨日のことのように思い出されます。成長した娘のやることに対して私の葛藤は続いていました。
そんな娘が、英語が話したくて、海外で働きたくて、日本を飛び出して、誰もいない異国の地で一人頑張っています。とにかく娘に会いたくて、応援したくて、夫婦で娘に会いにカナダまで行ってきました。
はっきり言って親ばかです。自分でも本当に親ばかだなぁ〜とつくづく思います。でも、カナダでは普段話せないことを話すことができました。自分が
何に葛藤していたのか、何から逃げていたのか、3人で話しました。外国の雰囲気がそうさせたのだと思います。
最後に娘が「お母さんは、私のことをどう思っているかわからないけれど私はお母さんことが好きだよ」
娘からいろいろ教えられました。
 

2013年08月22日

夏合宿

posted by JIEL STAFF at 22:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
JIELの夏合宿は、毎年恒例となっています。
今年は、8月17,18日と南山学園の伊勢海浜センターに行ってきました。最初、伊勢神宮の外宮にて「お白石持行事」と日程が重なったこともあり渋滞を危惧していましたが比較的スムーズに行くことが出来ました。
今回の合宿のメインの話し合いは、「人間関係づくりのファシリテーション」の出版についてでした。いつも合宿は、観光気分が抜けなくて話し合いが進まないことが多いのですが、今年は生産的な話し合いが出来て出版に向けて少し前進できました。しかし、ここからそれぞれの課題に向けて更なるブラッシュアップが待っており厳しい現実との戦いが待っているかと思うと手放しに喜んでいる場合ではないかなと思っています。
他にも美味しい海鮮丼を食べたり、JIELの将来に向けて話し合ったり、何よりセンターを切り盛りしているご夫婦の温かいおもてなしにとても居心地よく過ごすことができた2日間でした。
 

2013年07月25日

プロセス論の研修終了

posted by JIEL STAFF at 21:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
 わたしは、4月から職場を休職して南山大学大学院の研修生として津村俊充先生のプロセス論の授業に参加してきました。7月16日で授業が終わり、23日にTA(ティーチング・アシスタント)や研修生を交えての打ち上げを行いました。
 休職に関しては、いろいろ迷いもありましたが今回の授業に参加することができ、実りの多い時間を過ごすことが出来て本当によかったと思いました。9年前にも院生の時にTAを経験しましたが、その時は「学生さんとあまり関わることが出来ずに終わってしまった。」という苦い思い出があります。今回は、出来不出来は別として自分のなりに考えて学生さんと関わることが出来ました。また、現役の大学生のアシスタントの方とも関わり合いが持て、若いのにしっかりとプロセスをみて介入する姿は大変刺激になりました。自分の子供より若い子たちが頑張っている姿を見ていると私も負けてはいられない気持ちになりました。
 今回の学びは、プロセス論の授業に参加するだけでなく、授業後に行うポストスタミでのやり取りが、何を大切に考えて学生さんにどう伝えるのか、どんな関わりをするのか、どう授業のプログラムを設計するかなどいろいろ視点で検討されて個々の思いを聞き合うことで新しい発見が多くありました。
 10月より復職しますが、残りの2か月間はなかなかいくことが出来なかった研修に参加したり、今までのまとめをしたりと無駄にしなくていけないと思っています。

2013年06月23日

我が家の癒し

posted by JIEL STAFF at 21:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
我が家には、7年前に保護したチワワがいますが、このワンちゃん(チロル)が私や家族の癒しになっています。
このワンちゃんは、どんな経緯で捨てられたのか、もしくは逃げ出したのかは不明ですが保護したときは怪我をしてかなり怯えていました。
しかし、今ではすっかり家族の一員としてコミュニケーションを促進している存在です。とにかく、帰宅すると玄関までお迎えに来てくれます。もし、出てこないときは、「ただいま」のあとに必ず「チロルは?」とかワンちゃんの所在をとにかく探します。家族のみんながチロルを話題に盛り上がるのです。
そして、家族の中で私のそばにいることが多いのですが、7年前に保護したときは修論の最後の追い上げをしている最中で、夜中までわたしに付き合って膝の上で過ごしてくれました。
今回の看護研究をまとめるときでも同じように必ず私のそばにいて見守っています。チロルと一緒に散歩したり、抱いたり、それがわたしの楽しみというか癒しになっています。

2013年05月22日

怖いと感じた出来事

posted by JIEL STAFF at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子
先日、ある人から久しぶりのメールが届きました。
本当に久しぶりだったので、なんだろうと思い、メールを見てびっくりしました。それは、あるコミュニケーションツールがその方の職場に届いており、ご迷惑をお掛けしていると事実が発覚したからです。私としては、その方と友達認証もしていなかったし、まさかその人のところにメールが何度も届いているということもまったく想像していなかったからです。
確かに、登録したときにこの人も「お友達かも」と恐ろしいくらい出てきたときになんだか違和感を覚えました。しかし、ついこの間、自分の誕生日にいろいろな人からのメッセージを貰ったときには、とても嬉しくてあたたかい気持ちになったばかりだったのです。だから、とってもいいなぁ〜と思っていた矢先にこの出来事が起きたことはとてもショックでした。そして、ここ数日のうちに、ほかにも私と誰かを間違えていたようで、見知らぬ人からメッセージに戸惑ったこともあり、怖くなってアカウントの削除を行いました。しかし、それも2週間後でないと登録削除とはならず、すくに削除してもらえないこともなんだか不気味な感じになりました。こうやって一つ疑念が沸き起こり、インターネットで調べると不安材料ばかり出てきてきました。改めて、思ったことは、便利なツールでもあり、しっかりとしたプライバシーの保護をすればいいけれど安易に考えてするものではないと思い知らされました。

2013年04月22日

犬山の寂光寺

posted by JIEL STAFF at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子


 今日は、ある研修のために利用施設の下見に、他の人と待ち合わせて犬山に行ってきました。

でも、名古屋高速で、道を間違えてとんでもない方向に行ってしまい修正するつもりが、また、道を間違えて待ち合わせの時間に30分以上の遅刻をしました。

以前も犬山に行ったときに道に間違えてなかなかたどりつかないことがあり、「ああ、またやってしまった。」と、本当に自分が情けなくなりました。気分は、ブルーでせっかくの良い天気も、私にはもうどうでもいい感じになっていました。

肝心の下見は、ほとんど役にたたずじまいでしたが、せっかく犬山まで来たのだから、施設周辺の歩いていける寂光寺に一人で行く事にしました。

このお寺は、もみじで有名なのですが、今日は、ほとんど参拝者もなく、ゆっくりと過ごすことができました。350段の階段は、普段、運動不足のわたしには少々きつかったですが、本堂から少し上がったところに「織田信長が眺めた尾張・美濃」と表示のある展望台のところにいってみるとその景色は、抜群にすばらしいものでした。このお寺には、縁結びの神様や動物やペットに関する願い事などいろいろな神様が祀られており一つひとつ願い事をしてきました。

約1時間ほど、ゆっくりとこのお寺にいたことで、わたしの気持ちは落ち着き、新緑の中で癒されて帰宅することができました。

秋のもみじの頃にもう一度、行きたいと思いますが、この新緑の季節もとてもお勧めです。

2013年03月24日

休職

posted by JIEL STAFF at 18:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鈴木 由子


わたしは、今年の4月から半年間の休職をして、南山大学大学院で研修生になります。

そのことで、職場のスタッフの反応が様々で興味深いのです。あまり、みんなに詳しく言っていなかったので色々詮索していたみたいです。

その中で、一番面白かったのが、県外にでてソムリエの勉強をするというものでした。わたしが、看護師なので認定看護師や専門看護師になるための勉強とか進学と言ったら、きっとみんななんの疑問も持たなかったと思います。でも、人間関係の学習ということが、みんなの中で「どうして、休職してまで勉強するのかのだろう?」と不思議なのだと思います。

わたしは、そんなみんなの反応を楽しみつつ、休職に関する諸手続きや仕事の引継ぎなどに忙殺されている。

でも、4月からの新しい生活にワクワクする気持ちもあり、久しぶりに職場を離れての生活を充実したものにしようと思っています。